ラミー

 ★ 種 類
     イラクサ科の多年生植物、学名は、Boehmeria tenacissima 
     Gaud. Boehmeria nivea Gaud.

★ 別 名
     古くから日本ではからむしまおと呼び、大正時代に中国
     から多量輸入され、また改良種が栽培されるようになってから
     苧麻(ちょま)と呼ばれる様になった。
     マレー半島で生産された苧麻をマレー語でRamiと呼び、その
     後麻を賞用するフランスを経てラミー「Ramie」として各国
     に波及し、現在では世界の通用語となっています。

産 地
     熱帯亜熱帯地方で成育する。中国(湖南省、湖北省、
     江西省、四川省、浙江省他)、ブラジル、フィリピン、インドネシ
     ア等で栽培される。


 機 能
  ○ 優れた吸湿・発散性(速乾)、汗でも肌に密着しない
  ○ 優れた通気性と発散性と触感を併せた清涼感
  ○ 光沢がある。重合度・結晶化度・配列度が高いと言われる。
  ○ 天然植物繊維の中で最高の強度、ヤング率をもつ。

 用 途
  ○ 衣料、インナーウェア(超細番手の織物、編地は高級素材)
  ○ 寝具
  ○ ユニフォーム(高温高圧の洗濯に耐えられる)
  ○ ホテルグッズ
  ○ 座席カバー(新幹線や飛行機)

特 徴
     草丈は1.5~2.0m、基部が太く先端に向かって漸次細く、中
     央部で直径1cm内外です。茎は緑で、成熟すると次第に褐変
     し、発芽後50~60日、下部3分の1が褐変して収穫適期とな
     ります。この時期例え茎を刈り取らなくても、次の根株が発生し
     て生長を始める。発芽が繰り返されるので、気候が順調なら年
     に3~4回の収穫が可能。
     収穫する剥皮された原料(原草)は生茎重量の3~5%です。
     この靱皮部は天日乾燥後に等級別出荷される。
     繁殖法は品種改良などを除き、実生法(種蒔)は行わず、主とし
     て株分け法吸枝法挿木或いは取木法等を用いる。
詳しい栽培過程は宮古上布・琉球染織でご覧になれます。