レース編み作品のメンテナンス




   レース編みの作品は心を込めて丁寧に作られる事が多く、自分で作ったものにしても、ネットショップで購入したものにしても、より長く綺麗に使っていたいものですね~それには、メンテナンスが欠かせないのは周知の事です。 

  レース糸は殆ど100%コットンですが、最近はポリエステル系の混紡も増えているので、まず作品の素材を知る事が大切です。100%コットンの場合は扱い易く、ジャブジャブ洗ったあとはアイロンをかけるだけで、すっきりと新しい作品に戻ったかの様になります。ポリエステル系ならあまり熱を与えず、手で形を整え、アイロン台かなんかにピンで周囲を止めて、ある程度テンションが張った状態で日干しにすると、元に戻ります。

   では、作品別に見てみましょう。


テーブルクロスの場合
風合いを保たせ、ロング裾の場合は女性のスカートのように、シルエットと肌触りも気になるので、柔軟剤仕上げが良いです。干す時は両手で引っ張りながら、繊維を四方八方に延ばし、形を整えておくと、特にアイロンをかける必要もありません。


テーブルセンターの場合
100%コットンなら洗濯後にアイロンをかけるだけで現状復帰できるが、洗濯糊を付けて、伸ばした状態で乾燥させるのも一つの方法である。ポリエステル系は後者の方をお勧めします。


コースターの場合
100%コットンや麻の天然素材で作る事を薦めます。テーブルとの断熱のみに限らず、夏は冷たい飲み物が滴る水滴を吸い取る機能も必要です。洗濯糊はポリ系で給水機能を阻害するので、洗濯したら、アイロンで仕上げるといいでしょう。


アクセサリーの場合
体に付けるモチーフは接触で型崩れし易く、洗濯した後は洗濯糊を(ニューキーピングの場合1:4~1:5倍)水と混ぜた液に浸けて、軽く絞ってから手で形を良く整えて乾燥させます。乾燥後は防水スプレー(梅雨シーズンにご家庭で使うもので良い)をして置くと、数か月間皮脂やその他汚れからアクセサリーを守ってくれます。出来れば1~2カ月毎にスプレーすると、他に手間がかかりません。






衣服の場合
制作はピュアコットンでも混紡でも構いません。。仕上げは柔軟剤を使用し、手で形を整えてから、平干しします。透かし模様のものは特に型崩れが気になりますので、平干しする場所が無ければ、形を整えながら、軽くアイロンをかけて下さい。