knit flower stitch, ニットフラワーの編み方, 棒針編織小花樣

  前回投稿したニットフラワーの編み方に関係する事を補足しておきましょう。

  ご存知往復編みとは表側と裏側を順に編むので、偶数の段なら同じ編み方をしますが、パターンを変えて編む場合は、必ずしも同じ編み方になるとは限りません。今回のニットフラワーを並べて編む時、花模様の間に表編みを3段編むとしましょう、次の列の花模様は裏側から始まる事になりますね。

knit flower stitch, ニットフラワーの編み方, 棒針編織小花樣

  花模様の3つ巻き編みが裏側になった場合、3つ巻き表編みではなく、3つ巻き裏編みにする必要があります。

knit flower stitch, ニットフラワーの編み方, 棒針編織小花樣

  そして、3つ巻き裏編みを展開して花模様にして行くのは表側になりますので、この場合、真ん中で編み糸を巻く方向は前回投稿したGIF動画の(編み方7.)説明と逆になり、向こう側から手前に反時計回りの編み糸を巻きます。

knit flower stitch, ニットフラワーの編み方, 棒針編織小花樣

  花模様を並べた様子です。もう1列の花模様を並べた画像はトップ画像のイメージになります。



  実際に編んでみるとわかりますが、意外と繊細な模様で、マーブル系の混色や段染めの糸では、花模様を認識するのが難しかったです。単色系の糸でも、中間色がお勧めで、薄すぎた色や濃すぎた色では、花模様が溶け込んで、やはり認識し難いのです。こんな感想も、作品作りの参考になれば幸いです。