鎖編み, Chain Stitch, 链条,

基本の鈎編みステッチの一つです。

この記事も旧Googleサイトから、
引っ越して来た古い記事で、
当初は静止画像を使っていたので、
あしからず。

引っ越しついでに、
一部内容修正もしております。

英語は「Chain Stitch」で、
chと略されます。
中国語は「辫子针」と呼び、
別称「链条」、
日本の影響が強い台湾では「鎖針」です。

記号はこれです。
鎖編み, Chain Stitch, 链条,

記号は〇か楕円かと言うと、
正確には〇だと思います。

ただ編み図を書く都合上、
丸が長くなったりしますので、
丸ければ鎖編みを意味していると、
覚えて置けば間違いないです。

編み方の画像は記事後半に載せますが、
技術自体はとても簡単なものです。
良く作り目の後に使われます。

針が編み目に入っている状態で左に回して、
編み糸を針に掛けます。

海外では地方によってですが、
糸の方を押して針にかける人もいますね。

糸を掛けて引抜く、
これを繰り返すだけで、
鎖編みが綺麗に見えるようになります。

紐作りモチーフ編みの場合を除いて、
何らかの作品の編み始めに作る鎖編みは、
ゆったり編む事をお進めします。

編んで見ると分かりますが、
鎖編みを横にして模様編みして行くと、
縦横の比が僅かに合いません。

その僅かに合わないピッチは、
鎖の数が増えるごとに増え、
作品に皺や歪みをもたらせます。

編み物教室によっては、
1回り大きめな針で、
最初の鎖編みをするよう指導しますが、
日頃の作業では面倒なので、
意識的にゆる~く編めばOKと思います。

初心者はこの鎖編みと細編みさえできれば、
ネット編みで多くの作品ができますよ。
きっと鈎編みが好きになります!

では、編み方へ行きますが、
当ブログでは画像のリンクを外しており、
見難い場合はPC画面を拡大して下さい。
スマホで画像を拡大して見るには、
記事下の「ウェブバージョンを表示」を、
指タッチしてから画像を拡大できます。

鎖編み, Chain Stitch, 链条,
針に編み糸を掛ける。

鎖編み, Chain Stitch, 链条,
針で掛けた糸を引抜きます。

鎖編み, Chain Stitch, 链条,

慣れない初期は編み目の下をしっかりと持って、
引き抜き編みをするとうまく行きますよ。

さて、
モチーフや小物を作る場合に、
最も多く使うのは鎖編みの輪づくりです。

一連の動きをGIF動画にしましたので、
上記のリンク先でご覧ください。