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 タティングレースで作るハートモチーフ繋ぎのヘアバンドと小物たち,handmade hair band and accessories of heart motif by tatting,梭编蕾丝编制爱心连接图案的发带和小东东


    2020年コロナ禍で自主ステイホームを1年間と2カ月、頑張って来ました。ショートヘアが持ち味の筆者はロングヘアとなり、一度は家族に後ろ髪を切って貰いましたが、前髪は失敗が恐ろしいので、そのまま放置しますと、かなり鬱陶しくなってしまいました。

    年末掃除や料理をしていますと、前髪がたびたび落ちて来ますから、カチューシャが見つからず、気軽に買い物で出かけるご時世でもなく、手当たり次第で色んなものを使って止めました。

    ヘアピンやヘアクリップ → 数時間で髪の根元がジンジンと痛くなりました
    輪ゴム → 結ぶことに慣れてないので、やはり髪の根元が痛いです
    スカーフ → 滑らかな素材だから、丸ごとに落ちてしまいます
    帽子 → 流石に家の中で使うと頭が蒸せます
    手ぬぐいやタオル → かなりやばくて宅急便を受け取りに顔を出せない
    バンダナ → まずゴムで結ばないと落ちますし、ゴムは髪が痛い

   あはは、こんな時ってありませんか?ちょっと気になる事をなんとかしょうと思いながら、適切なものが見つからず、代わりに色々試しますが、やればやるほどドツボにハマる事www もう、この際、ヘアバンドを作ろうと思いました。 

    ちょうど数日前にタティングレースでモチーフを創作しょうと、テストしていたので、道具と材料が出してあるついでに、タティングレースでモチーフ繋ぎのヘアバンドを作ろうと考えました。

    しかし、タティングレースは基本リングとチェーンで構成され、中心部開いているデザインでは、少しの負荷で形が変化してしまいます。実用小物としては、少々不適合かと思いますが、何らかの、中心部は空いてない、引っ張りによる変型が少ない、良い方法はないかとかなり悩みました。

    レース糸で作るヘアバンドの良さは、糸と糸の間に凹凸が多く、髪のようなエナメル質のものでも、滑らずに、接触面積の多さでしっかり髪を押さえられる事ではないかと思っています。勿論毛糸でもOKです、鈎編みならばすぐにでも作れますが、敢えてタティングレースで挑んでみたいと思います。

    デザインについては、最終的にオリジナルのハートモチーフを4つ繋げた、クローバーのモチーフにして見ようと思いました。テストして見ると、力による変型が少なく、模様も派手過ぎず、フランス語から「幸せのクローバー」と呼ばれ、世知辛いご時世に、日用小物でも縁起を担ぎたいものです。

    さて、オリジナルのハート・モチーフですが、創作好きな筆者が20年前に作ったもので、今は既にネットで多く見られ、オリジナルとは言えなくなっているかも知れません。

タティング・ハート・モチーフの基本型
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    最もハートの形が綺麗モチーフの作り方ですが、これだけでは、繋げたり装飾したり、作品のデザインに向いてませんので、少しアレンジが必要です。取り敢えず繋げるには、ピコットが必要ですので、ピコット付きのハート・モチーフを新しく GIF 画像にしてみました。

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    上記 GIF 動画では、ハート・モチーフのチェーンの作り方の動きを簡略させ、ピコットの作り方も細かい動きを飛ばしていますが、チェーンも、ピコットも作り方をマスターしている事を前提しているからです。

    もし、まだチェーンもピコットも作り方がわからない初心者は、お手数ですが、下記基本編を先ずご覧下さい。数分でマスター出来ます。

「ニードル・タティングの編み方基本編」


    今回の GIF 動画には、これまで教えていなかった、鈎針を使ってピコットを繋げるやり方が、画像で見られるようになっています。これまではピコットに直接針を差し込む方法で繋げていましたが、ヨーロッパ地域の多くは、鈎針を使う繋ぎ方が多いです。

    ピコットの、鈎針を使う繋ぎ方も覚えていて欲しいので、GIF では繋ぎ方を3回繰り返して、動画を作成しています。一度覚えても、忘れたらまたいつでも見に来て下さい。

    もう一つタッティングレースでのハート・モチーフの作り方があります。簡単ですが、小さいモチーフには良くて、大きくなると、ハートに見えない場合もありますので、デザインの段階で確認して置くと良いでしょう。ただ、本当に簡単ですので、小さいモチーフなら、ぜひお薦めしたい小技です。作り方の画像は下記に貼ります。

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    右端のハート・モチーフは中央部を、表目5+裏目5で作って見ましたが、多分これが限界ですね。これ以上はハートの形がいびつになってしまいます。なので、2cm以上の大きいハート・モチーフを作るには、上記 GIF 動画にある作り方がいいです。

    また、このハート・モチーフには、表裏模様の違いが出てしまいます。表向きのみで使うデザインに限定した方がいいように思います。

ハート・モチーフを繋げて作るヘアバンド
    さて、今回の目的はヘアバンドを作る事であり、デザイン的に繰り返し考えた結果、ハート・モチーフを4つ繋げたクローバーに決めましたので、そのクローバーのテストをしてみました。

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    両モチーフの違いは中心部の折り返しが、左のモチーフでピコット3目、右のモチーフでピコット2目、それだけなのに、左と右のモチーフは雰囲気が違いますね~、今回は右側のモチーフを採用します。

    ここで、豆知識を少々・・・・・・

    クローバーとは日本で言う「四つ葉」の事で、良く耳にしますね。もともとはどんな植物でしょうか。知っている方もいますが、意外と少ないですよ。ある植物の葉が3つある事が普通で、希に四つあったから「四つ葉」と呼びますが、その元の植物は「三つ葉」ではないのですよ。ちなみ「三つ葉」で検索すると、その名の植物は存在しますが、所謂希に見つかる「四つ葉」の植物とは全く違い、キク科の植物で、葉にはギザギザがあります。

    一般的に「クローバー」と言われる四つ葉は、マメ科のシャジクソウ属で、「シロツメクサ」と呼ばれる植物です。ヨーロッパ原産ですが、日本では公園の芝生として、多く見られます。咲いた花は、針状の花弁がぎっしりと球状に詰まっているところから、「白詰草」と呼ばれています。原産はヨーロッパでした。

    フランス語で四つ葉の事を「幸せのクローバー」と言い、それが日本に伝わって来ました。何故「幸せのクローバー」と呼ばれたでしょうか、それはクローバーが殆ど三つ葉の草なのに、希に突然変異で四つ葉以上のものが発見あれ、その発見確率はなんと0.01%~0.001%と言われています。

    1万~10万分の1と言う珍しさから、幸せのクローバーと呼ばれるようになったのですね~、人類の幸せって、それほど貴重だった時代がありました。四つ葉で充分珍しいですが、四つ葉以上のクローバーもあったので、興味があればググって見て下さい。

    因みに、幸せのクローバーの四つ葉には、それぞれ「希望、誠実、愛情、幸運」を象徴しているそうですよ。

    クローバ・モチーフを一列にズラーっと並べて、外側を囲み、幸せを呼ぶヘアバンドができましたwww

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    外側は囲まなくても素敵な模様でした、好みの問題ですかね。編み上がりは短めにしておいて、実際に使って見るとかなり伸びしろがありますw 編み物ですから、引っ張れば伸びますので、短ければヘアゴムで調整できますが、長過ぎると使い難くなります。

    半日ほど使って見た所、カチューシャのような頭をかっちり掴む感はないのに、予想した通り、糸と髪の接触面積が多く、綿素材と言う事もあって、殆どズレません。痛くもないしズレたりもしなければ、髪止めとしては、かなり優秀です。

    使用イメージはアイキャッチ画像を参考して下さい。

    さて、タティング・レースのハート・モチーフが作れるようになると、自分でデザインして、アクセサリーなど他の作品にも使えるようになるので、いろいろトライして見ました。

ハートモチーフを作品デザインに取り入れてみよう
    ハンドメイドと言うのは、この段階が一番楽しいではないでしょうか。自分のオリジナル作品を日常生活に取り入れ、プライスレスな喜びをいつでも側に置く事ができます。

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    ロケットペンダントのように、2つのハート・モチーフを重ねて、間に恋人や家族の写真を入れて、持ち歩けますw 筆者はカバンのチャームとして吊るしています。

    チャームとしても、ストラップといても使えますが、レース糸で作られたモチーフだけに、汚れが気になりますよね、なので、木工ボンドを全体的に塗りました。防水防汚が出来、メンテナンスフリーに出来ます。

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    大きさの違うハート・モチーフを2つ並べるだけで、素敵なイヤリングになりましたが、ちょうど手元に良いビジューが無く、楽しく盛り付ける事が出来ないのが残念です。モチーフを枠にして、色々盛り付けるとゴージャスなアクセになります。

    モチーフは斜めに並べるだけでなく、縦に2つを吊るしたリ、半分くらい重ねたり、色々アレンジしてみると、楽しいですよね。

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    桜の花と風に舞う花弁をイメージしたモチーフで作ったイヤーリングです。リモートワークでも、身なりをきちんとするなら、ちょうどいい感じのハンドメイドアクセサりーです。歩くと花弁が揺れて、とても可愛いです。

    さくら花弁のモチーフが可愛すぎて、何個も作って、フリマに出しましたw 欲しい方はぜひ、文末にあるショップのリンクをクリックして見て下さい。

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    ハート・モチーフの基本型にある最後の画像(ショッキングピンクの)にある編み方で、作ったクローバのブレスレットです。幸せを呼ぶ縁起物の、ブレスレットです。

    イヤリングとブレスレットは下記フリマで販売しておりますので、気になる方はぜひお立ち寄りください。スノーフレーク等各種他のモチーフも、時々ショップで販売していますよ。

「手作りの温もり」ラクマ店


タティングレースで作るシンプルなスノーフレークモチーフ,simple snowflake motif made with tatting lace,梭编蕾丝編制的简单雪花图案


    クリスマスと年末が近づいて来ました。コロナ禍で2020年は、食料調達以外、全く外出していませんでした。家の中で少しでも楽しい雰囲気で年越しをしたいから、在庫している材料で小物作りをコツコツとやっております。

    冬と言えば、雪を連想します。東京では毎年雪が降る訳でもないですが、雪の結晶だけは、かなり人々に好かれているアイテムです。スノーフレークと良く聞きませんか?雪の結晶の英語です。自然界において、安定とされている六角形をしていながら、人間の指紋など同様、全く同じ結晶バターンがないと言われている、とても不思議なものです。

    手作り業界では作品の模様に取り込んだり、モチーフをオーナメントとして使ったりするのが一般的で、ネット上では多くの画像を見る事が出来ます。オーナメントやチャームとして使っても、アクセサリーとして使っても、お薦めな技法は、タティング・レースかニードル・レースでしょう。

    以前、鈎編みでスノーフレークのモチーフを沢山作りましたが、鈎編みには、気になる人が気になる、模様の裏表の違いがあります。筆者は鈎編みが大好きですが、唯一それが難点かなと思っております。

    なので、鈎編みはウェアーなど、表しか出さない使い方が適していると思っています。帽子やバッグ等に多く使い、オーナメント類はできるだけ鈎編みを避け、タティング・レースを使います。

    タティング・レースには裏表がないの?いいえ、あります。ニードル・レースにも裏表はあります。糸を捻じったりして編み進める鈎編みの技法と違って、タティング・レースもニードル・レースもほぼ糸をそのまま表現しているので、比較論になりますが、裏表の違いは、ぱっと見では解らないほど、目立ちません。

    但し、タティング・レースでもニードル・レースでも、欠点があるとすれば、それは無駄にしてしまう糸が多い事でしょうか、「勿体ない」と言う思いが残ります。

    そんな事を言っても何にもならないので、作ったものは大切に使う事を心掛けています。
以前作った鈎編みのスノーフレークはもう十年になりますが、現役としてツリーを飾っています。今回はオーナメントとして、また長~く愛して行きたいと思います。

    今回掲載する5種類のスノーフレークの作り方は、タティング・レースでも非常に簡単な技法を使い、シンプルな構成になっています。理由は2つあります。

① だれでも比較的簡単に作れる事
② アクセサリーにも転用できるよう、適切なサイズに抑えていると言う事

    タティングレースの編み方もまだわからない初心者は、先ず基本の作り方をマスターしましょう。下記記事で GIF 動画に説明を付けていますので、数分で理解できると思います。それが出来れば、ここのスノーフレークモチーフも作れるようになります!

1つ目のスノーフレークモチーフ
タティングレースで作るシンプルなスノーフレークモチーフ,simple snowflake motif made with tatting lace,梭编蕾丝編制的简单雪花图案

    今回のスノーフレークモチーフには、ピコットをふんだんに使っていますが、難易度は高くありません。その中でも、最もシンプルなリングを6つ並べたスノーフレークのデザインです。スノーフレークは六角形ですからねw

    ピコットは5つ並べていますが、3つ、1つに減らす事もでき、目数を減らして、全体のサイズを小さくする事も、逆に大きくする事も、自分の好みでアレンジできます。シンプル・イズ・ザ・ベスト、スノーフレークとして使えるだけでなく、花モチーフとしても認知されます。ビーズ飾りのスノーフレークモチーフを作る場合は、ビーズは予め糸に通してから作りましょう。

2つ目のスノーフレークモチーフ
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    このスノーフレークは3つ葉模様の集合体で、単に六角形のモチーフとも言えます。以前紹介した基本モチーフは3つ葉の茎部分を繋げた六角形ですが、このモチーフは、茎に当たる部分を長くして、絡ませる形で個性を出しています。

    スノーフレークモチーフとしてのデザイン性が上がる代わりに、中心部は安定しませんので、振動がある環境では、洗濯糊やボンド液で固定させる事をお薦めします。ビーズをリングの根元に付ける場合は、予め糸に必要数のビーズを通しておきましょう。

    筆者は慣れないうちに、何度も「あ゛~ビーズを通して置くのを忘れた~」、なんて事になって、あと少しで完成する作品を全部解して、やり直す事を繰り返しました。かなりの時間を無駄にしましたので、タティングモチーフで「リングの根元に付けるビーズは予め糸に通す」のは、教訓ですw

3つ目のスノーフレークモチーフ
タティングレースで作るシンプルなスノーフレークモチーフ,simple snowflake motif made with tatting lace,梭编蕾丝編制的简单雪花图案

    二重囲いデザインのスノーフレークで、大きく作りたい場合は、もっと囲いを増やす事もできます。ビーズをリングの根元に付ける方法が多いなか、このスノーフレークモチーフの様に、少々長めのピコットにビーズを付けるのも良くある事で、覚えておくと、デザインの幅が広がります。

    ビーズをピコットに付ける場合は、殆どが予めビーズを糸に通さなくても、付けられます。リングの根元にビースを付けるデザインでも、予めにビーズを糸に通し忘れた場合、デザイン的ピコットにビーズを付けられるようでしたら、変更してもいいですよね。臨機応変も必要です。

4つ目のスノーフレークモチーフ
タティングレースで作るシンプルなスノーフレークモチーフ,simple snowflake motif made with tatting lace,梭编蕾丝編制的简单雪花图案

    卓上ツリー用に、どうしてもサイズを5cm前後に抑えたかったので、このスノーフレークモチーフは中心をシンプルなリングにしました。ビーズはドームに嵌めるデザインで、もっと大きなパールや宝石を嵌める事もできます。ビーズや石が主役に、タティングレースは盛り上げ役のような雰囲気です。

    冬期はスノーフレークモチーフとしてツリーに飾り、温かくなればアクセサリーとして首に飾ったり、カバンに付けたり、色々用途が広がります。筆者は子供の学校指定鞄に付けていますので、みんな同じ鞄の中で、いち早く自分の鞄を確認できる、識別の用途でも使えます。勿論スノーフレークに限らず、どんなモチーフでもいいですが、今時個人情報の時代なので、堂々と鞄に名前を記入する人はいませんよね。

5つ目スノーフレークのモチーフ
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    上記3番目のスノーフレークモチーフと同じパターンですが、ピコットが無い分、サイズが抑えられていて、揺れまくっても安定感があります。このビーズの付け方も、個人的には好きです。

    筆者の場合、20番レース糸用のロング・ニードルしか持っていません、スノーフレークモチーフを含め、このサイト内ではタティングレース作品が全て20番糸で作られています。モチーフやオーナメントなどにしかタティング技法を使っていないので、今の所それで充分と感じています。

    シャトルなどをお持ちの方は40番糸でも作れますよね、単純計算でサイズが半分になりますので、ストラップ、イヤリングなどでも、スノーフレークモチーフを持ち歩けます。

    そうそう、今は切り紙などでスノーフレークを作る事もあります。昨年はPTAで見たママさんはプラスチック素材のカッティングレースもどきのアクセサリーも見ました。筆者はやはり植物糸のレース作品が好きですね~、昔ながら自然環境の中で生まれた文化ですから。

    趣味などで手作りできる方は、ぜひ上記画像をじっくり参考しながら、冬ならではのスノーフレークモチーフ作りに、チャレンジしてみて下さい。忙しくて時間が無い方は、当サイトが運営する BASE のショップでモチーフ販売しておりますので、いつでもお立ち寄りください。ショップのリンクを下記貼って置きます。

「手作りの温もりークラフトカフェ」




    色々なレースを調べて行くうちに、頭の中で理解できた様でぐちゃぐちゃなので、自分なりに整理する必要があると思い、勝手に整理をします。

    先ずレースとは何か、イメージを整理しましょう。そもそも、英語の「lace」は組紐、ブレードと言う意味でありました、由来は勿論レースの起源となったボビンレースでありました。世界各地へレース産業が発展するに連れ、「lace」と言う用語は独り歩きし出して、現在のレースとは、糸を使って透かし模様を並べる布状にしたものの総称です。

    長い歴史の間に、レースはどれほど発展して来たか、当サイトで使っているテンプレートのページに限界があるので、ツリー式に表示してみます。当サイトで勉強した事がある部分はリンクもして置きます。

    なお、分類上意味がはっきりするよう、筆者が独自な表現をしています。理由は各地域で発展したレースの種類は、現代において複数あります、例えばフランドル地方のレースはボビンレースから始まっていますが、チュールレースもフランドルレースと呼んでいます。それではレースの種類が、実物を見るまではっきりしない事になりますので、フランドルトーションと表示しています。

    調べてまとめたレースの種類は代表的な特徴がある事で、有名になったレースだけです。現在一般的なレースは世界各地でコピーされ、創作されていますが、それらは全て業界において、モダンレースと言う名称で纏められています。

織りレース
                連続糸レース
                        トーションレース
                               バンシュトーション
                               フランドルトーション
                        チュールレース
                               トゥナーチュール
                               バックスポイントチュール
                               シャンティイチュール
                               ベーヴィレス・リルチュール
                               バイユチュール
                        ギュピアレース
                               ヴェネツィアギュピア
                               ベッドフォードシャーギュピア
                               クリュニーギュピア
                               クリスチャン4世
                        テープ式レース
                               ロシアンレース
                切断糸レース
                               ホニトンレース
                               ブリュッセルレース
                モダン・レース
                       (上記説明した通り)
ニードル・レース
        ニードル・ポイント・レース(刺繍レース)
                ドローンワーク
                カットワーク
                        レティセラ
                        プント・イン・アリア
                        ポワン・プラ・ド・ヴニーズ
                        グロ・ポワン・ド・ヴニーズ
                        ポワン・ア・ラ・ローズ
                        ポワン・ド・フランス
                        ポワン・ド・ネージュ
                        アランソンレース
                        アルジャンタン・レース
                        ポワン・ド・スダン
                        ポワン・ド・ガーズ
ノット・レース
                        マクラメ
                        タティング・レース
                ニードル・ノット・レース
                        イタリアン・レース
                        アルメニアン・レース
                        ニードル・タティング・レース
編みレース
        鈎編みみレース
                鍵編みレース
                        ブリューゲルレース
                        アイリッシュクロッシェ
                        鍵編みレース
                ヘアピン・レース
        棒編みレース
        

    補足説明ですが、ニードルレースと言われるイタリアン・ニードル・レースとアルメリアン・ニードル・レースは、実際漁網の結び方と同じノットを使っているので、個人的にはノット・レースの分野では?と考えましたが、道具を軸に分類するか、糸の使い方を軸に分類するかの違いですよね~。

    単にボビンレースを例に見ると、道具を軸に分類している錯覚が起こりますが、大枠のカテゴリーに遡って行きますと、織りレース、編みレースの違いで分類していて、ノットレースはこのカテゴリーになるので、イタリアン・ニードル・レースとアルメリアン・ニードル・レースは、糸の扱い方を軸に考えるべきであり、ノットレースに分類されるべきと思っています。

    Wiki にも逆らって申し訳ありませんが、レース分野は意外と複雑なので、筆者は当分、自分の意見を持っていたいと思います。



     筆者は編み物が趣味で、レースを鈎編みで作る事が多々ありましたが、レースの起源は鈎編みレースではなく、ボビンレースでありました。数年前に、レースの歴史を知りたくなって、自分なりに調べてコンテンツ化しましたので、歴史的にボビンレースの全盛期は16~17世紀だった事を知りました。レースの歴史については、文末にリンクがありますので、ぜひお立ち寄りください。

    人類は最初の繊維である麻を見つけ、生活に取り込んでからは、織物の技術も自ずと発展して来ました、最初のボビンレースはその織物の技術を応用した手織りであって、編み物ではなかったのです。

    ボビンレースは英語で「Bobbin Lace」で、中国語は「梭芯花边」です。

手織りのボビンレースに用いた技法は3種類
    ボビンレースは、織物技術の中でも、主に平織り、綾織り、重ね綾織りの3種類で、様々なレース模様を織り上げました。

    平織とは、縦横の糸を交互に上下へと潜らせる、最も基本的な織り方です。一般的な生地、例えばハンカチ等で確認できます。

    綾織は「斜文織」とも言い、平織の縦糸と横糸の本数を変える事によって、織りあげた結果は斜めに走るような模様になります。身近では、学校の制服やお父さんのスーツなどで確認できます。重ね綾織はこの綾織のバリエーションの一つで、模様を横並びに重ねる事です。
ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术
ボビンレース作成用道具
    アイキャッチ画像は、ベルギーで使われていたボビンレース用の道具一式です。スペインで使われているのは下記画像のスタイルで、フランスもスペインの道具に良く似ていました。

ボビンレースの道具と種類と織り方,Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术
❞ wiki

    イギリスとデンマークはもっとスマートな道具で、オランダはもっと職人っぽい専用テーブルのスタイルでした。各国にそれぞれのスタイルはあるものの、基本的に使う道具は殆ど同じものでした。

① 織り台(大きな枕の様なもの、地域によっては固定機構付き)
② 型紙(模様のレースパターン用)
③ ピン(レース作品を固定するため、模様が複雑ほど使用数が多い)
④ ボビン(レース糸を巻くもの、模様が複雑ほど使用数が多い)

ボビンレースの種類(主要なもののみ)
トーションレース(英語:Torchon Lace、中国語:镶边花边)
    幾何学模様の繰返しパターンの総称、当時の盛んに作られている地方によって、バンシュレースとフランドルレースがあります。下記画像が一般的に普及したトーションレースの概念です。

ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术

    バンシュ(Binche)はベルキー南部にある小さな町です。トーションレースとして地域的な特徴があるバンシュレースは、美しいカーブの植物と動物を使ったパターンで、密度がやや高い事です。例に3枚の画像を Pinterest から引用します。




    やはりトーションレースとして知られているものに、フランドルレースがあります。フランドル(Franders)地方は当時フランドル伯領を指し、オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部の一帯です。スペルから英語読みでフランダースと読まれる事もあります。例に2枚の画像を Pinterest から引用します。



チュールレース(英語:Tulle Lace、中国語:薄纱蕾丝):
    網の様なチュール地に模様を施したレースの総称、作られている地域によってやはり特徴がありました。主に17~18世紀から残ったアンティークレースに、トゥナー、バックスポイントレース、シャンティイがあります。他にベーヴレス・リル、バイユ等もあります。下記画像はシンプルなチュールレースの参考として下さい。

ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术

    南デンマークにあるトゥナー(Tonder)と言う町のチュールレース、特徴としては連続模様の美しさと、模様を囲むラインが協調的に糸をより合わせて太く見えるので、グラデーションが楽しめます。例に2枚の画像を Pintrest から引用します。



    イギリスのイーストミッドランド地方で作られていたバックスポイント(Bucks Point)レース、特徴としてはシンプルな曲線や円による控え目な模様でありながら、優雅な感じがします。レースが高級品である時代に、比較的に庶民に好まれたものです。例に2枚の画像を Pintrest から引用します。



    パリから北へ40キロのところにあるシャンティイ(Chantilly)と言う町のチュールレースは、特徴的に植物の曲線を細やかに表現している模様、黒地で大胆に表現しているものが多く、勿論白レースも作られています、現在でもウェディングドレスで多く使われています。例に2枚の画像を Pintrest から引用します。



    他に流行したレースは、現在ネット上でも見つける事が希であり、アンティーク若しくは趣味の世界で手掛ける人がいるくらいで、時代はほぼ編みレースやニードルレースへ移行しています。

テープ式レース
    ロシアンレースに代表され、テープ式レースの分類では、何それ?と思われます。ロシアンレースと言えば、あ~となるほど理解されます。テープ状に編みながら繋いで、少ないボビンで大きく作れる革新的な技法です。

ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术

ギュピアレース(英語:Guipure Lace / 中国語:无底网蕾丝):
    デンマークで独自に発展した網目等の地模様がないレース、その分、ボビンの運びが複雑です。ヴェネツィア、ベッドフォードシャー、クリュニー、クリスチャン4世が知られています。

    クリスチャン4世がレースをこよなく愛していた事から、デンマーク王室伝承のレースは全てクリスチャン4世と言う名前があります。下記ハンカチーフはクリスタル4世のレプリカです。

ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术

    ヴェネツィアギュピアレースは本来どんな特徴があるのか、もうよくわかりません、下記2枚の画像を見つけましたが、ロール状になっているのは、明らかに機械編みレースです。有名だから、商人はみな商品名を利用するので、仕方がありません。なんとなく、花弁が唐草模様の様な丸みが目立ちます。



    イギリスのベッドフォードシャー(Bedfordshire)を中心に発展して来たギュピアレースの1種です。ラインと葉の太さに特徴がありますので、じっくる観察するとわかります。



    フランスのクリユニーで発展したきたギュピアレースで、現在でも有名ですが、フランスレースで一括して言っている人が多いので、19世紀前後の骨とう品として扱っている画像を2枚、Pintrest から引用して来ました。当時からレースブレードにビーズを入れる技法があったんでしょうか。



切断糸レース:    
    モチーフ毎に糸を切断し、別の糸で再びモチーフを全部繋げる制作方法です。

    ベルギーのブルッヘを中心に発展したブリュッセル(Brussels)レースも、植物モチーフを織ってから一旦糸を切断し、模様に繋げていく技法で作られています。

ボビンレースの道具と種類と織り方,
Bobbin lace tools and types and weaves,梭芯蕾丝的工具和种类和编织技术


    イギリスのホニトンでも、切断糸レースが作られていました。切断糸のレースの良さは、「自由」と言う言葉に尽きるではないでしょうか。何も気にすることなく、好きなようにモチーフを作って、後でパターンに合わせて繋げるだけです。

    左右対称してもしなくても、丸みがあっても無くても、自由です。鈎編みで言うと、「アイリッシュクロッシェ」に当たります。クリエイティブの幅が全然違って来ますので、整然とした幾何学図案やシンメトリーのに拘る人とは、対極にあり、ボビンレースの中でも、最も個性があると言えるではないでしょうか。



    どうでしょうか、何れのレースも繊細で華やかですね。現代はレースと言えば乙女のイメージがしますが、中世ヨーロッパでは、女性どころか、むしろ男性がファッションにレースをふんだんに使って、その豪華さと高貴さを見せびらかすものでした。

    鈎編みの無い時代に、ボビンだけに頼って、こんなに複雑な模様のレースを作るのは、大変だったでしょう。まず頭脳明晰でなければ、ボビンを運ぶ事で糸を捻じったり撚ったり、こんな複雑な模様を作るなんて、出来ませんよね。

    ボビンレースは2~3世紀のエジプトの遺跡で発掘され、千年以上前から、人類は既に高い技術力と芸術性を持っていましたね。ボビンレースはもともと織物技術を使っていたので、現代ではほぼ機械編みに取って代わられています。

    その人類の知恵で出来た技術が、争い好きな凶暴因子によって、幾度も破壊され、近年ようやく平和が続いて、知恵が蓄えられてきたから、科学も進化して来ました。人類の進化は、決して戦争や革命と謳われる暴力では成し遂げられない事を、みんなが知って置くべきものですね。しかし、今でも世界の何処かで凶暴が振る舞い、知恵の実である文化や芸術が破壊されています。

    たかがレースですが、教えられる事は実に沢山ありました。

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    レースの種類について、勉強すればするほど、覚えられないほど多いとわかって来たので、「レースの分類を勝手に整理してみた」と言うページを作って、分類をしました。参考になると思う方はどうぞお越しください。



    新型コロナウィルスによるパンデミックで、丸々1年間ステイホームでじっと耐えて来ましたね~、政府はGOGOトラブル・・・・・・改め、GOGOトラベルで経済政策を打ち出していますが、パンデミックになるレベルのウィルスがくすぶっている中、早く収束できるよう、一生懸命に自分なりの努力をするとなれば、不要不急のお出かけをしない事かなと思います。

    それでも家族の為に食料調達をしなければなりませんので、近所での買い物も、マスクが欠かせません。最近、不織布のマスクが店頭でしっかり並んでいますので、安心できます。

    暫く前に、マスク不足の時期がありました、当時政府がバラまいた「アベノマスク」、使っている人を殆ど見ません。TVで聞いた使用金額に大きな疑問を感じるし、あれは国民の税金を正しく使ったとは、言えませんよね。折角送って貰ったアベノマスクですが、皆さんはどうしていたのでしょう、我が家でも何枚もありますが、小さくて隙間だらけで、使えません。このご時世、人にあげるにしても、迷惑ではないのかと気になります。

    アベノマスクを持て余して数か月、置いていても目障りなので、何かに化けさせる方法を、ずっと考えて来ましたが、取り敢えず手を動かしてみましょう。


    これが、何枚もあるんですね~、繰り返し使えると言っても、一度洗うとクタクタになりますので、使う為に、引き伸ばしたリする手間が掛かります。

取り敢えずバラして見ました
    何にリメイクしょうとしても、先ずはバラす事から始まるでしょう。左右の縫い目を切って、ゴム紐を取り除きます。


    広げて、測ってみたところ、サイズは約L57cm✕H26cmでした。ガーゼの中でもゆるっとした医療用ガーゼレベルのもので、手ぬぐいや、着物で使うさらし用のガーゼよりも、かなりランク下の編地でした。つまり、あまり丈夫ではないので、何枚か重ねて行かないと、長持ちになるようなものを作れないと思います。

    今回はテスト的な意味もあり、この1枚を半分に折って、2枚重ねで使って見ようと思います。


    2つに折りますと、ほぼ四角いですね~、するとそのまま無駄なく使うなら、自然にハンカチに限定?されました。ただ四方を縫い合わせるだけでは、センスのかけらも無いので、どうせなら、フォーマルの場でも使えるレースのハンカチーフにしたいと思います。

2枚重ねで正方形に縫い合わせましょう
    レース編みの前に、25cm四方に縫い合わせます。今回のステッチは返しぐし縫いを使っています。縫い方を簡単にGIF動画で表現してみましたので、参考にして下さい。


レースエッジングパターン(その1)

    海外の鈎編みパターンがネットに多くあり、それこそ古典的なパターンから最近のパターンまで揃って、その中から、筆者好みのパターンを選びました。とってもゴージャスなレースができそうなので、完全にフォーマル向けかな、日用としての使いやすさはどうかな、と思って迷いました。

    でも、本当に素敵な模様ですので、実際編んで見たい気持ちがどんどん湧いて来ます。海外編み図はJIS記号に合わせてないので、ちょっと読みづらいかな?慣れて来ると、感でわかりますけど、取り敢えず、各段をJIS記号を使って、GIF動画にしてみましょう。


レースエッジングパターン(その2)
    上記パターンで編み上げたレースは、予想通りにゴージャスで素敵でした。ただ、触ってみると、ガーゼの柔らかさと対照的に、レース糸の編み上がりは、特に長編みを並べた部分は、顔を拭くのに、少々硬い気がしました。

    と言う事なら、日常にハンカチとして、気軽に顔を拭けるように使いたいなら、鎖編みを多く使うパターンがいいと思いました。そこで、パターン2を編みました。参考にいろいろなパターンを見ても、ピンと来なかったので、自分でアレンジして、半分オリジナルのパターンです。

    編み方は、JIS記号で直接写真に入れましたので、参考に見て下さい。


    特徴は細いライン構成に、ピコットを沢山使っている事です。ピコットを使う事で、非常にシンプルなラインパターンでも、華やかなレース仕上げに見せられます。

レースエッジングパターン(その3)

    パターン②に相似し、2段目もピコット編みを重ねた手法です。現時点、日本のネットには上がっていない手法である事は、数日掛けて調査しました。そう、これは他のアジア国家で見られる手法です。好みの問題もあるとは思いますが、1段目のピコットをドームのように被せた、2段目のピコットと併せる事で、派手過ぎないが、控え目であっても個性に満ちた模様になりました。

    着物店で扱っているさらし用の高級ガーゼを使って、レース飾りのガーゼハンカチーフを商品化し、ショップで販売しております。ガーゼの肌触りが好きな方、日用でもいざという時にフォーマルでも使えるもの、大事な宝物である赤ちゃんに使うなど、それぞれの目的に沿った使い方にお役立てください。