スリット入りプリンセスラインセーターの身頃の編み方
トップ画像の表示が少し小さくてすみません、clickすると大きい写真が見られます。
始まりは鎖から編む方が多いかと思います。と言うか、日本では殆どが鎖編みでしたね。管理人は帰国前から、ずっとファンデーションステッチから編みます。
ご存知編み物は人の力加減や針の太さでサイズが大分変りますが、特に太い針でふわっと編みたい時の鎖編みは引く力が同じつもりでも、糸が動きやすいので目のばらつきが目立ち、更に横編みの目の上に立上げて編むので、上下バランスもあまりよくありません、それで段を積み上げると作品が歪んだりします。ファンデーションステッチはこれらの弱点をかなり改善し、ばらつきがなくなれば歪みもあまり生じませんね。
次の段から模様編みに入ります、最初はスリット部分なので、前後2枚に分かれます。サイズなどはパターン図を参考にして決めます。必要な目数は1模様5目+立上げ目なので、5の倍数+1ですね。往復編みなので、折り返しは常に作品を時計方向に回転させて裏にしてから編み続けます。模様はトップ画像を拡大して、記号を見て下さい。前後2枚分ともスリット部分の高さまで編み、最後の模様の後に3模様分15目の鎖編みを追加して下さい。
次は前後身頃を繋げて輪編みにします。
輪になってから3段編み上げる。
4段目は、両脇の2模様分の目を画像の様に半分に減らします。反対側も忘れずに。
5段目は画像の様に、模様編みを戻してからまた3段編み上げます。
8段目になったら、また両側の模様1つ分を減らし、9~11段は増減なしで編みます。
12段目もまた両側の模様1つ分(3回目)を減らし、13~15段は増減なしで編みます。ここで高さを一度測って見て下さい。管理人の場合はスリット部分からの高さが9.5cmでした。
参考画像は両側1模様ずつ減らし、増減なしで3段編んで、それを3回繰返した状態です。
今度は増減なしで6段編んだ次に、1模様ずつ増やして行きます。本来はそれも3回繰返すところですが、管理人は典型的な日本人体型で腰下が大きいのです><; なので、模様増やしは2回繰り返すだけにしておきますw では、具体的な編み方を見て下さい。
両側の中心にある2模様は本来の中長編み4目を6目に増やします。
次の段の編み方で普通の中長編み4目を上記画像のようにして編み、これで実質1模様分を増やすことができました。
2回模様を増やした後は、増減なしで39cmまで編みます。
前身ごろの両脇は縦横3cmのRを作りました。これは少々反省するところでしたが、もっと深く凹ませた方が肩ラインも脇ラインも綺麗になりそうでした。なので、自分の体に合わせて見てくださいね、管理人の場合は4.5cm~5cmでも良かったです。
後ろ身頃の両脇は縦6ccm横3cmのRを作りました。これも先ほど同様、4.5~5cmくらいの深さにした方が良かったですね。
襟元はパターン図を参照して編みます。肩を縫い合わせてから、襟の高さを3cm編んで、立ち上げさせます。
これで身頃は編み終わりました。長くなってしまいましたので、袖は別記事にしたいと思います。はぁ~、お疲れ様です。
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