ロシアンスタイルのニット帽の編み方
ロシアンスタイルのニット帽の編み方について、ステップを追いながら画像と説明を記します。
幅約11~15cmにアラン模様をセットして、頭周りと同じ長さになるまで編みます。今回のアラン模様は左右「2本捻じりのケーブル編み」と中央に「4本編みのケーブル模様」で幅約11cm、浅く被りたい帽子の深さです。耳まで被せたいなら幅15cmくらいの深さにするといいでしょう。
そして注意して欲しいのは、段を編み上げる度に裏返しますが、各段始まりの目はそのまま引き延ばして次の目から編む方法があるけれど、今回は各段始まりの目もしっかり編みます。
作品づくりの参考までに、頭頂部を真平に編みたい場合は、横にしたケーブルのそれぞれの山から4目を拾って、1目/8等分減らしの段と増減なしの段を、1段毎に繰返して編み、8等分したそれぞれの目数が7になってからは、段ごとに1目/8等分を減らして行きます。今回は全部の目を拾って行きます。
「ニットの縫い合わせ方」を参照して、両端を閉じ針で縫い合わせます。
全ての目数を8等分して、印を付けます。
8等分の印の目は全て1つ左の目と一緒に拾い、1目減らす様に、2目一緒に編みます。その他の目は全て表編みにし、各段同じように編み進め、最後には8等分の8目だけが残ります。
残った8目も1目減らすように、2目ずつ拾って編み、残り4目の状態で、毛糸を10cmほど残すように切って、仕上げに入ります。
閉じ針に毛糸を通し、針の残った4目を全て通し、裏側へ糸を運びます。裏側に出した糸で最後の4目絞り、糸処理をして、8等分に使った印を全部はずし、これで帽子の出来上がりです。
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