自分用のセーターを編もうと思って選んだ在庫糸はカシミヤの極細でしたので、編むのが大変だろうな~と恐れていたので、色々アレンジのテストをして見ました。

  最終的にあまり透け感がない松編みを選び、長編みの所を中長編みの引き上げに変え、2回引抜くところを1回に変えて、これで35%の作業カットですw 普通はきっちり長編み7~9目を並べる松編みですが、緩い中長編みの後は鎖編みでしっかり糸を固定させ、ふわっ感がある中長編みでそれほど隙間は大きくないまま、結構気に入った模様になりました。長編み9目を中長と鎖それぞれ4目に変える事で、全体的に50%ほどの作業カットですww 予想時間の半分で仕上がりそう♪

  上記写真は余ったウール糸でテストしたものですが、模様をはっきり見る為にかなり上下左右引っ張りました。引っ張らなければあまり透け感もなく、素肌に直接カシミヤを着ても安心できそうな模様です。

  さて、2段まで編んだテスト模様は細編み+中長編み+鎖+中長編み+鎖+中長編み+鎖
+中長編み+細編み(次の模様始め)で、一見左右同様に細編み、中長編み、鎖と中心に向かっているシンメトリーの状態ですが、赤線で囲んだシェープ(下)を見ると、微妙な違和感がありました。その理由は、鍵編みの進行方向は右から左へ目が進むので、右の端に隙間が大きく、左が詰まった様子ですね~なので、3段目から模様の編み方を細編み+(中長編み+鎖)✕4回繰返しに変えました。

  赤線で囲んだシェープ(上)を見て下さい、実際の左右バランスが良くなりました。やったねw その微妙なバランス、実はとても大事な事だったりします、例えば感性の豊かな人間を少し傾けた家に住まわせると、一定の期間で精神に病を来たすと言う科学的に見解が既に証明されていました。身に付ける衣服もかなり影響があります。思春期の子供たちは一部の人がちょっと違和感のあるファッションをするのは、ホルモンバラスの乱れを補おうとする精神状態からとも言えますし、最新税のファッションデザイナーはその一部の突出したセンスによって、突飛なデザインを作り出します。

  安定した時期に入っている人はバランスが取れた、周囲と調和が取れる衣服を着る人が多いです。管理人も育児をする主婦で、安定期にいますので、編み模様の小さなゆがみも、できれば改善したい心理が働いていますw

  次は裾にあしらう予定のレース模様ですが、これは Pinterest で探しました。レース幅約5cmで6段~7段構成なのがいいかな~と思っていました。参考までにアップします。




  鎖編みが構成部分の大変を占めるのは勿論手抜き、あっいや、もとい、早く仕上げられるようにと考えているからですね~^^; 最終的にどれを選ぶかは仕上げ段階の楽しみにしておきたいと思います。