ニットの作り目, how to start knitting, 棒针编织的开头
   棒編みも作り目から始めます。

   管理人は、母親から一番簡単な方法と言って教わったのは、すぐ下に書いた方法ですが、今では一番下に書いた方法をよく使います。

   作り目と言っても、表面より側面の見た目を気にする人がいます。同じく着る物として、裾が捲れてる時、側面がみっともないよりは、見た目が良い方が良いに決まっています。

   では、その作り目の編み方を1種類ずつ説明します。

棒編みの作り目①


   最も多く使われている編み方で、右手は親指と人差し指に毛糸を掛け、順に毛糸をすくって目を作ります。

   その時に自然と力が掛かるので、1本の針で目を作ると、2段目からはきつくて編めません。なので、左手には2本の針を一緒に握って、必要な目数を作り終わって、2段目を編み始める際に、1本だけ針を抜いてから編み進みます。

   2本針で作り目を作れば初段の目が緩すぎると思った場合、棒針の号数を大きくする事も対応策の一つです。例えば作品自体が8号針と決めている場合、作り目は13号針を使うとか、ですね。

   具体的な編み方はGIF画像で確認しましょう。

ニットの作り目, how to start knitting, 棒针编织的开头

   気になるのはエッジ(先端)の写真を撮ってみました。

ニットの作り目, how to start knitting, 棒针编织的开头

   綺麗に揃ってますね~斜線状に揃っています。

   小学校位の時に母から直接教わりましたが、母との数少ない優しい思い出の一つでした。

   この作り目の欠点としては、事前に取っておく糸の長さが把握できない事です。短かったらやり直す手間と時間が勿体ないし、長すぎると端糸が勿体ないです。

棒編みの作り目②



   棒編みの作り目①の延長線にあるのがこれ、ゴム編みに向いてる作り目です。編み方は上記画像にあり、ステップバイステップで練習してみましょう。今時、動画が流行りまくっていますが、学ぶ側のスピードには合わせてくれませんので、ブログでの画像が適しています。

   なので、各ステップ毎、細かく画像を分けてあります。

棒編みの作り目③


   この作り目は2013年12月現在まで、ネット上で確認出来ていません。編み物関係本でも見つけられませんでした。

   編み上げの作り目と言うのは管理人が説明上必要な為、勝手に名前を付けたもので、幼少の頃隣のお婆さんから教わった記憶が残っています。まだレア?かもしれません。

   最初の目の編み方をGIF画像にしましたので、見てあげて下さいw

編み上げの作り目, how to start knitting, 棒针编制的开头,

   次に1目ずつ編み上げていきます。

編み上げの作り目, how to start knitting, 棒针编制的开头,

   輪にメリヤス編みを1回編んでから、左の針に被せ、2目、3目と増やして行きます。

編み上げの作り目, how to start knitting, 棒针编制的开头,

   全て表編みの場合はずっと表編みを1針ずつしてから左の針に乗せて行きますが、決めた模様があるならその模様通りに作り目をすると、最初の段から自然に模様と繋がります。

編み上げの作り目, how to start knitting, 棒针编制的开头,

   一目ゴム編みの場合の作り目です。表編みの次に裏編みをして左の針に乗せて行きます。必要な目数になってから、模様編みに入ります。

棒編みの作り目④


作り目, how to start knitting, 针织开头,

    この作り目の編み方は、寸法をより正確に把握できるのが最大の特徴です。

作り目, how to start knitting, 针织开头,

    まず鈎針で鎖を、必要な目数だけ編みます。

作り目, how to start knitting, 针织开头,

    鎖から編み目を引出して棒針に乗せて行きます。全部の目が拾えたら、作品編みに入れる状態です。

棒編みの作り目⑤



   この作り目はエッジの方が鎖編みの効果があり、安定感に繋がります。全く同じ作り目ですが、棒針とかぎ針の両方を使う方法もあり、下記の画像を参照してください。


   棒針とかぎ針の両方を使うと、編み目がより綺麗に揃っています。