中長編みではない、引抜編みの筋編みと畝編みをアレンジした模様



    編み物パターンになると、色々説明に難しいものがあります。日本の編み物教本を漁ったところで、乗っていないパターンも多くあります。そうすると、この模様は日本語で何と言うの?と言うものも、沢山あります。

    今回のアレンジパターンもその一つで、後程、編み方の動画と一緒に説明をして行きたいと思います。話は、以前投稿した関係記事から始まります。一応その記事のリンクを貼って置きますので、内容を全部理解するには、一度読んでみる事をおすすめします。

「GIF動画で見る引抜きの筋編みと畝編み」


    引抜編みで模様を作る時は、上記記事にある二つの模様しかないのかと言うと、そうでもありません。引抜編みを筋編みや畝編みで模様を作る時は、立上げる高さが今一で、作品を編む時に、じれったいと思う事があります。

    作品をできるだけ早く仕上げたいなら、製作時間の短縮に工夫をしたいものです。それには、編み段の高さを増やしたい、立上げの高さを増やすには、少しばかりのアレンジをすればできます。

    どのようにアレンジして、どのような模様になるのか、実際に動画を見て行きましょう。

横メリヤスのような模様

    引抜編みをアレンジすると言っても、編み糸を掛けるだけですが、思いがけず全く違う模様が現れます。

    引抜編みの筋編みに編み糸を掛け乍ら編むと、横メリヤスのような模様になりました。このような模様を出す編み方はもう一つありましたので、リンクを貼って置きます。

「横メリヤス細編みの模様について」


    違いはどこにあるのか、何度も編んで比べましたところ、個人的な見解ではありますが、参考になればと、書いて見る事にします。

    細編みを使って横メリヤスの模様を編むと、横メリヤスの編み目が表に綺麗に出せます。その代わり、裏側の糸を拾うので、山折りの方向に、ふにゃ~と丸まって行きます。ウェアなどでは柔軟性がメリットになるから、適していると思いますが、バッグなどの小物の場合は、テンションが保てなくなります。

    この引抜編みの筋編みをアレンジした模様は、横メリヤスの編み目がちょっとバランスがいまいちのように見えますが、どの方向でもテンションがしっかりして、くたびれません。バッグなどの小物に向いているように思います。

    物は適材適所と言いますから、編み方も必要な機能に適している方法を選ぶといいですね。

    この編み方を英語で「Half Double Slip Crochet」と言い、編み糸を掛けるところだけが、中長編みと同じなので、Half Double が使われていますが、日本語では中長引抜編みとは言いません、聞いた事がありません。かと言って、日本語は何と呼ぶのか、わかりません。横メリヤス模様と言うのも、見たままのイメージを読んでいるだけです。

    もし、拾い目を1回抜いてから、残りの3目を一度に抜けば、それは「中長編み」になりますが、これは、糸を掛けてすぐ、拾い目と一緒に全部引抜きますので、「中長編み」とは違います。日本語が判明できれば、また本記事を更新して行きたいと思います。

    今の所「横メリヤス編み」と暫定的に呼びたいと思います。細編みの裏を拾って作る横メリヤス編みは「横メリヤス細編み」ですので、1文字違いですが区別できると思います。

リブ編み
    上記の横メリヤス編みは、ラウンド編みですが、それを往復編みにすると、様子が全く変化します。GIF 動画を見て行きましょう。


    これは、日本語で「リブ編み」と言う事は、調べました。ただ、リブ編みと言うのは、縦横のいずれかの方向に、突出したまっすぐな筋がある模様の事で、編み方は細編み、中長編み、長編み等でも出来るのです。違いは、筋と筋の間の凹みの幅にあります。

    今回のアレンジ模様は横幅が最小単位ですので、基本の「リブ編み」とさせて頂きます。

    アイキャッチの画像にある手編みのミニレジャーバッグは、本体部分に今回のラウンド編みと往復編みを合わせた編み方を使っています。ミニバッグの作り方は下記記事をご参照願います。

「ポーチ代わりに使えるおしゃれなミニレジャーバッグとその後」



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