メリヤス細編みで作る小物入れ
今回注目して欲しいのは底部分と胴体部分の繋ぎ方です。ネットで調べましたが、日本では一般的に底部分を編み終わるとそのまま増減なしの段で胴体に繋ぎ、境目のない丸いシェープが殆どでした。可愛らしいフォルムですが、座りが不安定だと思う時があります。
では、敢えて底部分と胴体部分を分ける境目を作ると座りは改善されるので、その編み方は?既に旧HPでも教えましたが、胴体の1段目を垂直に拾う方法があります。これはアップした後良くネットで見かけるようになりました。
もう一つの境目をつくる方法があります。その技法を今回使っているので、ぜひトライして見て下さい。
底が出来たら、右回りに裏返したまま、引抜編みを1周編みます。
また裏返して、引抜編み目に細編みで1周編みます。
続いて胴体部分に入りますが、全てメリヤス細編みにします。編み方は詳しくアップしてありますので、リンク先を参考にして下さい。
お好みの高さまで胴体を編む事ができれば、縁処理は引抜編みをします。
今回は四角いモチーフで作りましたが、丸いバスケットを作りたいなら丸いモチーフを使うと良いでしょう。手前の丸いバスケットの膨らみは編む時の力加減で出来たもので、意図的に引抜いた糸を調整することで形が変わりますので、試してみるのも面白いかと思います。
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