段ボールで収納家具を作る事について考えて見ました
トップ画像からこの記事に入って来た読者に、次にいきなり汚い写真を見せて、本当に申し訳ないと思いますが、きっかけとなった写真ですので、悪しからず(汗)。我が家で使っていたローボードですが、旦那と一度大喧嘩になり、八つ当たりで足蹴りされ、側面に大きく凹んでしまい、家具としては使えなくなったものです。
このローボードを処分しょうと、所在地区の粗大ごみ処理センターで調べると、2019年10月現在の処理券が800円でした。えっ、高くないですか?Tシャツや傘が買えるレベルですよね~
でも使いないし、燃えるゴミで出せるサイズではないし、細かく切って処分するにも道具がないので、素直に粗大ごみ処理券を買って、処分しました。
このローボードにはスノーゴーグルやサングラス、ビデオテープやゲーム機、それはそれは、かなりの物を収納していましたので、それに変わる収納も必要ですが、また処分する時の事を考えると、もっと他に良い方法はないかと考えながら、調べて数週間、結論は自宅で切って燃えるゴミに出せる、段ボール収納に辿りつきました。
座るソファやダイニングテーブル、安全性を要する家具と違って、収納家具なら大した荷重ではないので、確かに段ボールでも機能は果たせます。
2万円もする段ボール家具が売られていますが、買うくらいなら長く使える木製家具と、ついつい思ってしまう一方、我が家は原爆事故以降、子供の為に飲み水を20ℓの箱買いをして、毎月水を入れる丈夫なダンボールを、何枚かずつ資源ごみとして捨てていました。
そんな丈夫な段ボールをどんどん捨てているのは勿体ないと、常日頃から、少しばかり苦い思いをしていました。
そこで「段ボールの手作り家具!」と思い、ネットで参考になる情報を調べました。色々ありましたよぉ~気に入った物をいくつかピックアップしました。Pinterest から画像を引用して、素晴らしいアイディアを勉強しましょう。
段ボールを5層重ねると、木板並みの強度があるらしいですよ。収納だけでなく、椅子やソファ、テーブルなどでも充分機能を果たせるらしいです。
作家さんのセンスで選んだ壁紙を貼って、ゴミ箱として使っているそうです。言わなければ、一見段ボールに見えず、素晴らしいインテリアと思いますよ。
立派な収納本棚です。きっちり真っすぐに作られていて、段ボールとは見えません。
これはすごいですね~ストーリ性のあるオリジナリティに溢れる作品で、レベルが高すぎるものは、将来の目標とさせて貰うとして、初心者である筆者は、もっとシンプルにスタートしょうと思います。
「行動を起こす前に良く考えろ」と、日頃から子供に説教していますが、段ボール収納について考える事はなんでしょう?全ての物事には二面性があるように、あらゆる物にも長所と短所があります。
ネットでは段ボール収納を絶賛する声と、直ちにダンボール収納をやめるべきと言う両極端の声が共存していますね~それぞれ理由があると思います。段ボール収納が人気を呼ぶ長所から、考えつくものを纏めて行きます。
1.現代社会のゴミ問題を軽減させる
2.比較的簡単に自力で加工や処分できる
3.小さい子供のやりたいようにできる
4.片付けなど生活態度の教育がし易い
5.掃除など女性でも移動が楽
6.重ねるほど耐荷重もある程度増える
では、短所はなんでしょう、考えられるものだけ書いておきましょう。特にやめるべきと言う方達の意見を反映させてみましょう。
1.段ボールは湿気を吸い易くてカビが生える
2.ダニの好物であっという間にダニが増える
3.隙間があるからゴキブリの住家になる
4.搬送中の汚れがついていて汚い
5.中身が見えないから放置しがち
なるほど~言われてみればですね。しかし長所と短所を比べてみると、断然長所の方が重要では?特にゴミ問題は社会貢献度も高いですからね。
それなら欠点の対策を考えればいいでは?例えば湿気でカビが生える環境なら、自分だって住み難い環境ですよね?普通に木製家具の収納スペースも、そんな場所を選ばないでは?
中身が見えないで忘れてしまうなら、中身が見える構造にすればいいし、害虫は確かに問題ですね~ある程度の対策で防ぐことは出来ますが、侵食を発見した際には直ちに処分でしょう、手軽に処分できるのが段ボールの良さです。
害虫の対策としてはまず表面被覆で、進出経路を断つ事が頭に浮かびます。
ネットでは布で表面を包んで、おしゃれな収納を作る方が多くいました。しかし布は駄目ですね~繊維の折り目が密ではないので、ダニの出入りを阻止できません。しかも布は汚れを吸着し易いので、貼ってしまえば洗濯もできません。
ではなにを外側に貼ればいいでしょうか。何日も考えてやっとたどり着いたのが、家の余った障子紙です。薄い和紙タイプの障子紙ではなく、4倍強いと謳っているプラスチック入り、和紙風合いの障子紙が適しています。価格的にも、模様なしのタイプなら容認できる範囲かと思います。
段ボールの表面にしっかり障子紙を貼り付ければ、害虫の進路を断つし、汚れれば拭く事ができ、季節ごとの湿気の吸排も緩和されます。つまり幾つかの注意点を守れば、段ボールの収納家具はやはり、優秀な収納家具になると思います。
そうと結論が出れば、実際に行動して段ボール収納を作りましょう♪
段ボール収納の実際の作り方などは別記事で掲載していますので、こちらへどうぞ。
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