使えないアベノマスクをおしゃれにリメイクしてみた
それでも家族の為に食料調達をしなければなりませんので、近所での買い物も、マスクが欠かせません。最近、不織布のマスクが店頭でしっかり並んでいますので、安心できます。
暫く前に、マスク不足の時期がありました、当時政府がバラまいた「アベノマスク」、使っている人を殆ど見ません。TVで聞いた使用金額に大きな疑問を感じるし、あれは国民の税金を正しく使ったとは、言えませんよね。折角送って貰ったアベノマスクですが、皆さんはどうしていたのでしょう、我が家でも何枚もありますが、小さくて隙間だらけで、使えません。このご時世、人にあげるにしても、迷惑ではないのかと気になります。
アベノマスクを持て余して数か月、置いていても目障りなので、何かに化けさせる方法を、ずっと考えて来ましたが、取り敢えず手を動かしてみましょう。
これが、何枚もあるんですね~、繰り返し使えると言っても、一度洗うとクタクタになりますので、使う為に、引き伸ばしたリする手間が掛かります。
取り敢えずバラして見ました
何にリメイクしょうとしても、先ずはバラす事から始まるでしょう。左右の縫い目を切って、ゴム紐を取り除きます。
広げて、測ってみたところ、サイズは約L57cm✕H26cmでした。ガーゼの中でもゆるっとした医療用ガーゼレベルのもので、手ぬぐいや、着物で使うさらし用のガーゼよりも、かなりランク下の編地でした。つまり、あまり丈夫ではないので、何枚か重ねて行かないと、長持ちになるようなものを作れないと思います。
今回はテスト的な意味もあり、この1枚を半分に折って、2枚重ねで使って見ようと思います。
2つに折りますと、ほぼ四角いですね~、するとそのまま無駄なく使うなら、自然にハンカチに限定?されました。ただ四方を縫い合わせるだけでは、センスのかけらも無いので、どうせなら、フォーマルの場でも使えるレースのハンカチーフにしたいと思います。
2枚重ねで正方形に縫い合わせましょう
レース編みの前に、25cm四方に縫い合わせます。今回のステッチは返しぐし縫いを使っています。縫い方を簡単にGIF動画で表現してみましたので、参考にして下さい。
レースエッジングパターン(その1)
でも、本当に素敵な模様ですので、実際編んで見たい気持ちがどんどん湧いて来ます。海外編み図はJIS記号に合わせてないので、ちょっと読みづらいかな?慣れて来ると、感でわかりますけど、取り敢えず、各段をJIS記号を使って、GIF動画にしてみましょう。
特徴は細いライン構成に、ピコットを沢山使っている事です。ピコットを使う事で、非常にシンプルなラインパターンでも、華やかなレース仕上げに見せられます。
レースエッジングパターン(その2)
上記パターンで編み上げたレースは、予想通りにゴージャスで素敵でした。ただ、触ってみると、ガーゼの柔らかさと対照的に、レース糸の編み上がりは、特に長編みを並べた部分は、顔を拭くのに、少々硬い気がしました。
と言う事なら、日常にハンカチとして、気軽に顔を拭けるように使いたいなら、鎖編みを多く使うパターンがいいと思いました。そこで、パターン2を編みました。参考にいろいろなパターンを見ても、ピンと来なかったので、自分でアレンジして、半分オリジナルのパターンです。
編み方は、JIS記号で直接写真に入れましたので、参考に見て下さい。
レースエッジングパターン(その3)
パターン②に相似し、2段目もピコット編みを重ねた手法です。現時点、日本のネットには上がっていない手法である事は、数日掛けて調査しました。そう、これは他のアジア国家で見られる手法です。好みの問題もあるとは思いますが、1段目のピコットをドームのように被せた、2段目のピコットと併せる事で、派手過ぎないが、控え目であっても個性に満ちた模様になりました。
着物店で扱っているさらし用の高級ガーゼを使って、レース飾りのガーゼハンカチーフを商品化し、ショップで販売しております。ガーゼの肌触りが好きな方、日用でもいざという時にフォーマルでも使えるもの、大事な宝物である赤ちゃんに使うなど、それぞれの目的に沿った使い方にお役立てください。
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