リンパ周辺を締め付けないパンティ
数年前に、一時流行していたふんどしパンツは、「締め付けない」と言う売りで、我が家の女性陣でも好んで購入していました。
数十年前もかつてズボンのお尻ラインが綺麗な「Tバック」パンティも、若者の間で偉く流行していました。タレントの飯島愛さんがイメージモデルも務めた記憶がありました。
それまで、普通のパンティはゴムラインにしても、レースラインにしても、太ももの付け根で、締め付け感があるものばかりでした。健康的にどうかは良くわかりませんが、締め付けによるストレスは多少あります。それが毎日違うタイプのパンティなら別かもですが、締め付け感を日々詰め重ねれば、確かにいいことではないと、考えてみればわかります。
今回は締め付けないふんどしパンツを自分で作りたいと思います。市販で好みの柄やデザインが見つからなかったのもありましたが、これまでのリメイクで余った端布を使い切りたいのもありました。後者が重要だったりします。
ふんどしパンツの基本パターン
最初に欠かせないのはやはりパターン図です。今回は専用のパターン紙がなくても大丈夫、よく使うA4サイズとA3サイズの用紙さえあればいいです。裏紙の再利用や、チラシとかの再利用でも全然OKです。
ネットでよく見るパターンです。簡単なので、ステップを下記します。
① A4サイズの用紙は縦に半分、A3サイズの用紙は横に半分折ります。
② A4用紙はトップで折目から横へ測って10cmの所から垂直に4cm下ろし、折目から縦に25.2cm下ろしたところで横へ4cm、両方の印を繋げ、中央に印を付け、波線を描きます。これが前身頃になります。
③ A3用紙はトップで折目から横へ測って15cmの所から垂直に4cm下ろし、ボトムで折目から横へ4cm、両方の印を繋げ、中央に印を付け、波線を描きます。これが後身頃になります。
④ 基本パターンの線に沿って切ります。(注:デザインのアレンジを決めてから切ること)
使用する布の大きさによって、前後身頃を繋げて切っても、別々に切ってもいいです、また、中央に当て布を付けますが、大きさは自分の好みのサイズでいいと思います。
このパターンはふんどしを意識したものか分かりませんが、布幅が狭いので、締め付けない特徴以外、パンツの役割はどうかな~ペロ~ンとしたもので、横から丸見え、恥ずかしくて、温泉等で堂々と着替えられません。
試作
前後身頃の腰部分に、縫い付け部分を+2、3cmで、紐通しを作ります。同じ布で紐を作ってもいいですが、端布の場合は、長さが足りないのが通常で、こんな時に、百均などでカラーバイアステープを購入し、半分に折って縫い合わせる事で紐を作ると楽です。
紐の長さは、自分の腰回りでリボンを結んで見て、決めてください。片側結び、両側結び、前中央結びと、3種類を選べます。
ところで、試着すると思わしくないです。まず、股下の幅が広く、はくと布が折り返したりシワ撚ったり、腰回りも布足らずで。紐結びでたびたびズレてしまいます。
紐の代わりにゴム通しもタイプにしても、もともと腰部分の布足らずが更にギャザーで幅が縮み、はきごこちったら……画像も載せられないもので、言葉にも出来ません。
なので、改善することにしました。なぜここでやめてしまわないのか、やっぱり端布などを有効に使いたいし、リンパを締め付けないパンティも欲しかったのです。
改善したオリジナルパターン
3日くらいかかって、試作をも繰り返した結果、すっごく気に入ったというのではないですが、これなら日曜として行けると思えるパターンが出来ました。
パターン図も簡単、サイズだけ微調整しました。
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