鈎編みする為の、鈎針と糸の持ち方について
この日本において、編み物と言えば棒編みを指す場合が多いのです。学生時代なんか、棒編みを良くお婆さんやお母さんが編んでいたから知っていると言う友人達に、鈎編みは知らないと言うような人が何人もしました。
知らない人は、往々にして素直になれず、数十年後に、日本でも鈎編みが流行るとも知らずに、「なにっそれ?」と筆者を笑っていました。勿論素直に聞かないで笑っていた人とは、あれっきりでしたが、流行りで鈎編みを知った頃には、昔から知っていた友人を笑って、バカにした事なんて、覚えていないでしょう。
国や地域、また時代の流行にもかなり左右されますが、編み物と言えば、鈎編みでしょう、と言うところもあります。
鍵編みが好きな理由として、短い針1本で、手軽に作品を作れて、外出等でも気軽に持ち出せて、待ち時間などを利用して、趣味を楽しめるのがいいです。子育てをしていると、お教室や塾、お友達との遊びでも、側にいる必要があるので、待ち時間が非常に多いのです。
英語圏では鈎編みを「crochet」と言い、フランス語で言う、かぎ針の先端のホックに由来し、そのまま英語としてもクロッシェが定着しました。
中華圏での鈎編みは「钩针编织」です。gou zhen bian zhi は全部フラットな発音です。因みに筆者は英語も中国語も、会社員時代に使っていましたので、読者さんの利便性を考えて、専門用語に英語と中国語を同時に表記する事があります。
予備知識について長く書きましたが、鈎編みを始めるのに、鈎針と糸の基本的な持ち方を、知る必要があります。しかし、当サイトを開設してから10年は経っており、作品も色々と公開して来たのに、何故今頃?と思う事もありましょう。
当サイトをじっくり見て頂ければわかりますが、運営している筆者は、個人的に鈎編みが好きで、家や家族で使っているものの中には、鈎編み作品が非常に多いのです。
鍵編みが好きな理由として、短い針1本で、手軽に作品を作れて、外出等でも気軽に持ち出せて、待ち時間などを利用して、趣味を楽しめるのがいいです。子育てをしていると、お教室や塾、お友達との遊びでも、側にいる必要があるので、待ち時間が非常に多いのです。
英語圏では鈎編みを「crochet」と言い、フランス語で言う、かぎ針の先端のホックに由来し、そのまま英語としてもクロッシェが定着しました。
中華圏での鈎編みは「钩针编织」です。gou zhen bian zhi は全部フラットな発音です。因みに筆者は英語も中国語も、会社員時代に使っていましたので、読者さんの利便性を考えて、専門用語に英語と中国語を同時に表記する事があります。
予備知識について長く書きましたが、鈎編みを始めるのに、鈎針と糸の基本的な持ち方を、知る必要があります。しかし、当サイトを開設してから10年は経っており、作品も色々と公開して来たのに、何故今頃?と思う事もありましょう。
実は、小学生の娘が興味本位ではありますが、自分から「マフラーを編んで見たい」と言い出したのが、きっかけでした。普段日頃、筆者が編み物をしている姿を良く目にしていますし、いつか興味をもってくれればと、口には出しませんが、ずっと思っていました。その娘が、とうとう編み物に興味を持ってくれたのです、嬉しくて涙がちょちょぎれますw
そう言えば、編み物を基本から教えるのに、先ず針と糸の持ち方からでしょうと、考えました。
日本では糸メーカーが古くから教えているのが、下記GIF画像のような持ち方です。
レース糸や毛糸ならこの持ち方が一般的です。手首の動きがかなりフリーなので、編み物に慣れると、すごく早く編めるようになります。
たまに滑りにくい糸で作品を作る時は、3番目の画像のように、左手の糸を小指に1回巻く事はしない方が、編み物をよりスムーズに編めます。
しかし極太の毛糸や、パルプ糸(例えばエコアンダリヤ等)、ビニール糸(例えばスズランテープ等)では、上記の持ち方で長時間編み物をしますと、手首から指までの力を頻繁に使いますので、腱鞘炎になりかねません。その場合は、下記の、針を被せる様な持ち方がお勧めです。
この持ち方は手首よりも、針を前後に動かして、糸を引く時に、肘からの力を使いますので、長い時間編み物をしていても、手首をあまり痛める事がありません。
但しこの編み方でも、特にスズランテープの様な滑り難い糸を使う場合、連日編みますと、肩がやられます。人は趣味に没頭すると、時間を忘れる事が良くあります、編み物に夢中ですと、同じように時間を忘れ、ひじや肩が疲れても、「もう少し~」とつい無理をしてしまいます。
日本では糸メーカーが古くから教えているのが、下記GIF画像のような持ち方です。
レース糸や毛糸ならこの持ち方が一般的です。手首の動きがかなりフリーなので、編み物に慣れると、すごく早く編めるようになります。
たまに滑りにくい糸で作品を作る時は、3番目の画像のように、左手の糸を小指に1回巻く事はしない方が、編み物をよりスムーズに編めます。
しかし極太の毛糸や、パルプ糸(例えばエコアンダリヤ等)、ビニール糸(例えばスズランテープ等)では、上記の持ち方で長時間編み物をしますと、手首から指までの力を頻繁に使いますので、腱鞘炎になりかねません。その場合は、下記の、針を被せる様な持ち方がお勧めです。
但しこの編み方でも、特にスズランテープの様な滑り難い糸を使う場合、連日編みますと、肩がやられます。人は趣味に没頭すると、時間を忘れる事が良くあります、編み物に夢中ですと、同じように時間を忘れ、ひじや肩が疲れても、「もう少し~」とつい無理をしてしまいます。
作業の合間に必ず休憩を取るように、気を付けましょう。
編み物に慣れてコツを掴みますと、右手は針を被せるような持ち方で、糸を持つ左手は人差し指を伏せたまま、針を運ぶたびに糸の下に潜り込ませる様にすると、編むスピードがかなり上がりますよ。
こう言う些細ではあるが大事なコツは、当サイトの各記事に散らばっているので、良ければメインメニューから、各種コンテンツを辿ってみて下さい。
次は編み始めの作り目について書きます。
筆者の記憶では、昔幼いころ、左手の人差し指に糸を巻いて編むよう教えられました。今考えて見ると、小さい子はまだ5本指を器用に動かせないから、そう言う持ち方もあるのかな~と思います。
ただ、一度慣れてしまった持ち方は、癖となって、後から矯正するのが大変でした。
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次は編み始めの作り目について書きます。