鹿子編みの編み方, how to knit

鹿子編みは鹿の子の背中の模様だそうです。

模様が綺麗と評価できるかどうか、
それは人によって好きか嫌いかに分かれると思います。

例えば玉結びが一杯の刺繍の表面、
例えばエアーパッキンのプチプチ、
それが癖になる人なら、
この模様はたまらなく肌触りが良くて、
手のひらで何度も何度も撫でたくなります。

小さな鹿の顔が並んでいるみたいな模様だったから?
昔どこかで記憶していたが、
大きな間違いでした。
どうしても腑に落ちなかったので調べたんです、
鹿の子の背中にある小さなドット模様に由来します。

編み方は至って簡単で、
初心者でもすぐに覚えられます。

アメリカ式英語では「seed stitch」と言います。
イギリス英語では「moss stitch」と言います。
中国語は「桂花针」と言います。
いずれも納得するネーミングです。

編み本等に使われるパターン図です。

1段目から一目ゴム編みをし、
次の段からは表編みと裏編みが逆になる一目ゴム編みを繰り返します。

言葉を変えて言いますと、
前の段の拾い目が表編みなら裏編みをします、
前の段の拾い目が裏編みなら表編みをします。

要するに棒編みの最も基本のステッチである、
表編みと裏編みさえできれば、
この模様は編めると言う事です。

鹿子編みには二目鹿子編みもあり、
往復編みでも両側面が全く同じ模様になります。

上記サンプル画像はスヌードを編んだ時に撮ったもので、
仕上がったあとは皆で暫く頬ずりしましたよw