レース編みで使う材料と道具とそのサイズの関係性

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    編み物ができるようになると、身近の小物を自分で作りたくなります。よ~し!編み物するぞぉ~!と張り切って始めたあとに、足りないものがあると気が削がれますよね~。

    作品は白一色にするか、はたまたカラーにするか、どうします?作る作品が決まっていても、事前に色鉛筆で簡単なデザイン画を描いて、イメージを掴んでおくといいですね。

    事前に必要品を準備するのは大切な事です。今回は鈎針でレース編みをする為の必要品を、事前にチェックしましょう。

1.レース糸(番手に注意)
    綿、麻、ウールで作られる糸の太さを示すのは「番手」であり、レース糸が細いほど番手の数字が大きくなります。一般的なレース糸には20番、40番糸があり、近年は30番、80番も多く見られるようになりました。

    注意して欲しいのは、レース糸として一般的に使われる綿糸の番手と麻糸の番手、一般的に使われないウール糸の番手は、素材によってそれぞれ太さが違って来る事です。番手は何を基準にして決めているのか、それは「重さ」です。素材それぞれの比重が違うので、当然同じ長さに紡ぐために、重さ当たりの太さが変わって来ます。それを一応頭に入れて置いて下さい。

    レース糸と番手の関係について、更に詳しく掘り下げたいなら、ぜひ繊維業界のプロが運営するサイトを訪れてみてはいかがでしょうか。


    レース糸で最も多く使われるのは綿糸20番手で、手縫い糸の太口に近い太さです。百均でも気軽に買えますから、ちょっとした手作りには便利で、編み上げるのも早いです。でも、20番糸で編むレースは、レースの繊細なイメージから離れていて、どっちかと言うと、小物や携帯用編みぐるみを作るのに、使う事が多いです。


    本来の繊細なレースを表現する作品は、こちらの40番手のものを使う事が多いです。20番手の半分くらいの太さです。ただ、同じ大きさのレース作品なら20番手と比べ、40番手の糸は単純計算で約倍の時間がかかりますが、仕上がりの繊細さったら!w

    うっとりしますよ。


    新しく出た30番手の太さは、20番と40番のちょうど間の太さで、数十年前まで欲しくても手に入りませんでした。日用品やインテリア関係のレース作品で、40番糸で編むのに疲れたら、ちょうどいいと言う思いができる糸です。

    30番、40番糸で編む世界は、時間と労力をたっぷりかける作品なので、機械編みレースが横行している現代社会では、自分用または趣味の世界で使いますが、作品販売としてはコストが合いません。

    機械編みレースによって、レースは安物であると言う認識が浸透してしまい、レース編み作品は底辺価格で無ければ売れないのに対し、糸そのものは高いと言う、不条理な現状があります。糸の処分価格やバーゲンセールを狙うか、輸入の安い糸を探す、これも一苦労です。 何よりも、機械編みレースと手編みレースの違いを知る人が少なくなって行き、その事が非常に残念です。


    80番手のレース糸も近年見るようになりました。想像できると思いますが、40番手のレース糸の更に半分ほどしかない太さです。髪の毛に近い?ですかね。

    120や160番手なんて言うのもあったり、それはもう~日用向きじゃないですね、クリエーターの方(?)に向いている糸です。アートを追求している方で、このような糸を使って、作品を作っている人がたまにいます。

    物事には程度と言うものがあり、筆者にとって、80番以降の糸で作品を作った後には、達成感を通り過ぎて、人生の時間を無駄にした虚しさが残ります。クリエイティブではないでしょうねwww、現実に生きているで、「合理的」が判断の基準です。

    使いたい糸の番手が決まりましたか?他に、毛糸でもレース編みができます。例えばセーターやマフラ等ですね。レース糸に近い繊細さを求めるなら極細の毛糸を選び、早く仕上げたい、または大きい作品を作るなら中細を選びましょう。それ以上太い糸ですと、レース編みと言うよりも・・・鈎編みの括りになりますね。

2.レース編み用鈎針(レース針)
    レース糸と同じように、作業のメイン道具であるレース針が必要不可欠になります。レース針と鈎針の違いは、ヘッドの大きさにあります。レース糸と鈎針サイズの関係性については、本文の最後に掲載して行きたいと思います。


    レース編み用の鈎針は0号~25号まで18種類あります。きっちり番号順にあるわけではないのです。鈎針の番号が大きくなるほど細くなります。14号以降の針は#80番以降のレース糸同様、管理人の興味を示せる範囲を超えているので、必要のないものと認識しています。

    自分の作りたい作品は、どんな太さの鈎針を使えばいいか、最下部に糸と針の太さの関係を載せますので、文末でご確認願います。

    筆者は20年以上に渡り、1本ずつ、その時に必要だった鈎針だけを購入して、現在は全サイズを持っておりますが、その合計金額と比べ、フルセットの金額が安かったですね~、しかし、フルセットを購入したところ、実際使うのは1本か2本なら、安くても無駄なお金をかけてしまうと言う事になります。レース編みにハマって、ずっと続けたい!と言う方なら、フルセットの購入が断然お勧めです。

3.糸ばさみ
    鈎針をセットで購入すると、糸切鋏が入っている場合もありますが、一般的には、別個用意する必要がある道具の一つです。


    裁縫セットをお持ちの方なら、裁縫箱の中に入ってる糸切鋏でもいいのですが、折角なので、おしゃれな作品に合わせて、デザインシザーを用意するのもいいですね。モチベーションが違って来ます。鈎針と違って、他の用途にも使えるし、携帯用としてもっていても、便利なものです。

4. ステッチマーカー

    編み始めや模様始めの目印になるように、ステッチマーカーまたはロックピンを使います。商売が上手な業者はわざわざこんな小物を作り、消費を促すのね~、筆者はずっと安全ピンを使っていました。クリップでも代用できますね。ただし、小さいお子さんがいるお家には注意!万が一のケガなどが怖いので、プラマーカーで安心して編み物をしましょう。 
 
    記憶に自信があっても、万が一作品に後から間違いがあると気づけば、大変な目にあいますから、マーカーを使う習慣はあった方がいいです。

5.毛糸閉じ針

    これは手編み全般に使いますので、予めセットで用意した方がいいです。使用目的は端糸の処理です。

    編み始めの糸や途中で繋いだ糸、そして編み終りの糸は決して、ぎりぎりに切ってはなりません、作品がほどけてしまいます。必ず15cm前後の端糸を残して、最後に閉じ針で編み目に潜らせ、ほどけない様にします。

    これを「糸処理」または「糸始末」と言います。

*レース糸と鈎針の太さの関係
    レース針は普通の鈎針より細くて、サイズ表示もあります。上記に触れた通り、普通の鈎針とは逆に、レース針は太くなれば、表示号数は小さくなります。どんな糸が何号の鈎針で編む方がいいのか、参考表を載せます。


    レース糸自体は20~40番が最も使われるので、レース針も6~10号あれば大抵間に合います。但し、この表はあくまでも参考であると思って置いて下さい。実際には、緩さやきつさ、作品を編む時の力加減によって、仕上がりが大分違いますので、その際は、目視と肌触りで、各々ご自分の好みに合わせて、鈎針のサイズを上下1号変えても、全然いいのです。

    このページをお読みになった方なら、レースに多少の興味を持っていると思います。小さな作品から初めて、日用品や着物まで幅広く手掛けた方なら、どっぷりハマっている事になりますね、ついでにレースの歴史が気になれば、下記のページもぜひ訪れて見て下さい。


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