手作り作品の価格設定をもう少し考えましょうよ
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先日、
手編みバッグの価格に驚いて悩まされるをアップした後、
普段それほどアクセスがない当プログに、
一時的にアクセスが集まりました。
原因を分析してみると、
どうやら筆者が愚痴ってしまった内容と、
関係がありました。
検索されたと思われるキーワードは、
「手作りバッグの価格設定」若しくは、
「ハンドメイド作品の価格設定」です。
手先の器用な方が、
子育てし乍ら隙間時間を利用したり、
子育てを終えた方では、
年齢的に社会復帰できなかったりで、
手作り作品を販売している方が多くいます。
実際にここ十数年の間、
ハンドメイド作品販売のサイトが増え、
殆どのフリマでも、
ハンドメイド作品が多く販売されています。
ヨーロッパでも手作り品の販売は、
わりとマーケットの主流であり、
あの産業革命の歴史があるイギリスでさえ、
編み物男子が多く、
手作りは国家から推奨されています。
産業革命は自然環境を破壊し尽くしているのを、
国としても懸念する事でした。
フランスの友人夫婦が経営している会社では、
パリを中心に、
流通している手編みのセーター始め、
全商品がしっかりとした手作り作品です。
筆者も手作り品の販売をしていますが、
正直生活の足しにもならず、
殆ど売れていません。
手作りが大好きでしっかり作れるのに、
本業は別にしています。
理由は簡単です。
ハンドメイド作品販売サイトに、
初期から適正な価格設定でないものが、
悪意無く勢い良く出回っていましたので、
日本ではユーザーの潜在的認識の中に、
手作り品の評価は既に下されていました。
ハンドメイド市場は、
ネットに出現した時、
既に価格が崩壊していたからです。
この状態で手作り品の適正価格を戻すのは、
至難の業です。
手作り品が適正な価格設定をされるかどうかは、
作家さんの社会経験の中に、
その分野との関りがあるかどうかによります。
そもそも学校を卒業してから、
社会経験をせずに、
子育てに入った方も多くいると思います。
きっと手作り品の価格って、
どう設定すればいいのだろうと、
悩みに悩んでいたかと思います。
Yahoo知恵袋でも、
手作り品の価格設定で問合せを多く見ます。
学んでいなかった事はトラブルになり易い、
仲良しグループはともかく、
ネットの中で手作り品を販売するのは、
リアルな商品マーケティングと同じです。
中古品ならともかく、
手作りの新品を販売するのに、
本来の価格設定を知らないまま、
感情による価格設定をすると、
市場全体が掻き乱されます。
まぁ、
これも広義では経済の動きの一部で、
黙って見守るべきものかと思いました。
minneなど著名な手作り品販売サイトでも、
素晴らしい作品なのに、
安価で販売していた作家さんが、
販売中止状態になっている人が多くいます。
きっと無理がたたったか、
何かを気づいたんでしょうね。
「いやただ休んでいるだけ」
と言う人は気づいているでしょうか、
休まなければならないほど、
手作り作業は結構体を疲れさせています。
「価格設定方法をネットで公開すれば」と、
手作り仲間に言われた事がありました。
しかし言うだけの人は楽です。
あなただってネットで調べて勉強すれば、
ブログとかで公開できるよ?
やればいいじゃないかと思います。
筆者も企業に長く勤めた人間で、
次の記事で価格構成と設定の仕方を、
一緒に考えて行きたいと思います。