上記モチーフはたまたま丸く見えますが、図案は見ての通り、六角モチーフの一種です。30番レース糸を使っていて、ミニサイズに分類してもいいと思います。。モチーフはそれぞれの図案だけでなく、繋げたことで全体のイメージが想像を超えるところが魅力です。

   繋ぎ目によって構成される透かし方や柄の見え方、実際に見てみないと、なかなかわからないもので、参考にぜひ当サイトの作品を検索して、参考にしてください。

   この記事では、直径10cm 未満のコースターにもならない小さいモチーフを集めています。コースターとしては使えませんが、好みで繋げてセーターにしたり、もっと大きな日用品にしたりできます。


   実際に編んでみました。

   一般的なパターンと違って複雑な模様かつバランスが良く、一目で良いな~と思いましたが、しかしこの複雑な模様故に編む技術がとても重要で、力のバランスも影響が大きく、一気に編み終えないとかなり大きな確率で歪みが生じます。当管理人も編んだものに予期した結果を得られませんでした。

   小技なら、洗濯のりをつけて、形を整いながら乾かしておくと、上記歪みの問題だけは解決されます。

   鍵編みが好きな方は、ぜひチャレンジしてみてください。


   実際に編んでみました。

   あまり難しくなく、形を整えば、期待できるモチーフができます。ただ、デザイン的に繋げる事が少し難しい、コースターとしてもサイズが小さい、使い道が限られるかも知れません。日本酒のおちょこ用コースターなら、可愛いですね。



   上記モチーフのオリジナルデザインは、外側を鎖編みで仕上げていますが、つなげて使う場合以外、一番外側は 細編みで形を整えた方が美しいと思います。シンプルなデザインではありますが、直感的にシンプルである方が美しく見える場合が多いですね。





   パターンの中にあるダブルラインが個性的で好きです。他のモチーフでもそうですが、ほんの少しアレンジを加えることで、かなりイメージの異なったモチーフができます。今回、このモチーフの外側を少し アレンジした物が、下記画像のモチーフです。イメチェン の参考としてみてください。


   6つの角部分だけ、細編み✕6を長編み✕10に変え、尖ったイメージも丸みを帯びたものに変わりました。全てのモチーフがそうやって、イメージを少しずつ変え、自分の好みに合わせる事ができます。





   直径10cm 未満でしたので、小さなモチーフに分類しましたが、コップ用でしたらコースターとして使っても十分です。




   上記は最も基本的なかぎ編みテックを使った、とってもシンプルなモチーフで
すが、アイキャッチ画像 同様、つなぎ合わせるとこんな素敵な模様 となります。サマーウェアを作ってみたくなりますね。








   長編みで外枠を付けることでモチーフのサイズを調整できるだけでなく、形を安定させる事にもなります。





   上のモチーフ40番レース糸でこそきれいにパターンが見えます、太い糸では団子状態になるので、鎖の数などをアレンジする必要があると思います。


   上のモチーフについて、20番 レース糸の場合、4つの角は出すぎてしまうので、鎖編みを9から7へ変更し、三つ目長編みも長々編みに変更しました。






   透かし模様の部分が大きいすぎると、着るものとしては来にくくなるので、左側のモチーフは 鎖編みをアレンジしています。1段目と2段目の横繋ぎは鎖3目から鎖 2目へ変更し、外側の鎖も、その場所の場で長さをアレンジ すれば、自分のイメージに合う作品ができると思います。


   繋げるととても綺麗な模様になります。個人的に中心の輪をすかさないようにするのが好きです。