田舎の実家の整理で、昔のゆかた十数着を譲り受けました。綿麻生地に、レーヨンの混紡も1着ありましたね~レーヨンの肌感がすごく好きですが、過剰なシワがいつも悩みでした、混紡のレーヨンはシワ感の改善が好ましく、部屋着にリメイクして、毎日ずっと着ていたい気持ちです。

   柄もよく見る和柄もの、竹の葉、柳、あけびの花等様々あり、今回のリメイクに使ったチェック柄も、貰った十数着浴衣の中の一枚です。これらの和柄をじっくり見て楽しむだけで、何時間も気づかずに過ぎてしまいますね。

   ただ、生地と柄が好きでたまらなくても、貰った浴衣をこのまま使うかというと、これまた別問題ですね~

   筆者は海外生まれなので、浴衣をそのまま着ると、足腰の動きが拘束されるから、ちょっと跳ねたりでころんだこともありました。また、身動き自体のせか、帯をしていても、暫くするとくしゃくしゃになり、何度も服直しをしなければならず、気疲れします。

   悩んだ末、浴衣として使うより、いただいた十数着の浴衣をリメイクして使うことにしました。

   アイキャッチの画像を左から右へ見るようにしてください。原型の浴衣は次の画像にある青い点線で囲んだ部分の縫い糸を全部外すと、襟のところの切り目から、前首部分を開いて、襟の帯を付け直します。

   好みの長さに合わせて丈の下を切り、すそあげをすれば、羽織の出来上がり。一番簡単なリメイク法ですが、あまり生地をいためず、飽きたら再リメイクも可能です。

   羽織物ですが、ロングカーディガンのイメージで使うもので、家にいるときの体温調節だけでなく、浴衣のイメージが残ってるので、流行に影響されず、柄次第で外出用としても、個性のあるおしゃれと言えます。

   ゆかたでリメイクした羽織物を一気に3着完成させました。3着目は裏地を付けて、冬季用にしました。


   いかがでしょう、コーディネート次第で、とてもおしゃれに使えるアイテムの一つになります。

   ちなみに今回のリメイクに使った縫い方は、返し縫いです、詳しくは下記投稿を参照願います。

   すそあげに使った縫い方はこちらです。
   
   では、また次のリメイクを楽しみにしてください。