成長するモチーフシリーズその1 に掲載したモチーフの中心部分と同じように、この小さいモチーフ もこの段階でつなげていくと、細かい花模様として作品を構成することができます。

   テストに、手っ取り早く繋げてコースターにしてみましょう。


   こんなプリントの綿生地もありますよね。では、これをベースに編み上げると、どんなモチーフが出来上がるでしょう。


   四角いミニモチーフができました。このまま 繋げても、おしゃれなセーターなどができます。


   もう一段編み上げるとこんなイメージになります。もちろん 独立したモチーフとして使えます。


   更に編み上げたら、かなり波打つようになりました。波打つ事は編み目が不合理であることなので、この場合、長編みの目を最初から減らしました。


   モチーフをもっと大きく編み上げると、また 波打ちがひどくなりましたので、また 編み目を調整しました。編む人の癖や力加減で多少 変わるかもしれませんが、何度か試してみて、こんなところかなと思います。

   もっとサイズを大きくするならば、外側にネット編みや飾り編みを重ねていく方法があります。


   ネット編みでも簡単にモチーフができますが、しかし模様が多すぎるところは、個人的に余り好まないです。ただ、ディスプレイ用などの置き飾りなら、とっても簡単にできます。



   上のパターンはよく見かけるものですが、ゴシックっぽいのが特徴かと思います。



   意外と難しいのは鎖編みだと思います。鍵編みで最も基本なのに、編む速さやほんの少しの疲れでも、長さが微妙に変わってしまい、上記モチーフのように想定したイメージを完璧に表現できません。角々に見えても、丸いイメージに近いはずなのに、丸には余り見えないのが残念です。


   ラインは使わずにブロックを使って表現するパターンの一つで、外側の飾り編みで色々なイメージが出来ると思います。因みに、最も簡単な長編み外周が下記の画像です。




   四角いモチーフにもしてみました。


   5段編みだけでも、シンプルに花モチーフとして使える 1枚です。そう言えば花モチーフも星の数ほど存在し、色々な記事の中で散財していますので、探してみるのも楽しいです。



   重ねたラインと並べた三角で作られるパターンは、特にカラーフルにするとメキシカン的なイメージがあります。