何故手作り作品販売で利益は見込めないのか, There have no profit on handmade sales, 手工艺品的个人销售为什么获不得利益



手作り作品の適正価格を構成する要素を知った上での価格設定
の記事にある手作り品の価格設定要素について、
管理費の部分は項目通りクリアですので、
理解するのに問題はないと思います。

今回は最後の利益について考えましょう。

この問題について、
一番最初に愚痴った内容を顧みて、
すぐにわかると思いますが、
個人の作家さんが手作り品で利益は、
はっきり言って望めません。

本当の意味での手作り品と言う事です。

金属チャームやワイヤーアイテムを繋いだり、
石を繋いでのパワーストーングッズは、
該当するかどうか判断が鈍ります。

それらの輸入品は仕入次第で、
本当に安く手に入る場合もあります。

仕入が安い分価格競争でしのぎを削られるので、
どれほど利益を得られるかは、
余り期待できるようなものでもありません。

今の日本における手作り市場で、
利益を望めば恐らく競争には勝てません。

しかし、
利益を望めなくても、
出来れば運営積立分として、
原価の5%を計算に入れたいのです。

これは予測不可能な事態に対応する為の積立費用です。
手作り品だけに感情的トラブルが多発し、
対処するのに必要な経費です。
運営上の生存戦略なのです。

利益があれば、
作品が著作権や商標等による保護もできますが、
そんな余裕はないのが手作り作品です。
なので、
その予測不可能の分は、
万が一の事態が生じなければ、
作品保護に回せます。

こんな考え方もありますよ~
と言う話でした。

利益部分は、
あくまでも作家さんの考え方によります。
極端に言えば競争に勝って、
売れればいいのなら、
利益は考える必要がありません。