糸の種類と素材の特徴

糸と繊維素材, yarn and materials of fiber, 毛线与纤维素材

  現在、家庭用品や服飾に使われる糸の中で、大きく分けて植物繊維を原料とする糸、動物繊維を原料とする糸、化学繊維で人工的に作られる糸の3種類があります。また、植物や動物由来の繊維は人工的に作り出されるものではないので、まとめて天然繊維とも言います。

  植物繊維とは綿や麻の様に、植物の葉や実から作り出す繊維の事です。最近は家庭用品に定めのない新しい植物繊維も多く出回っていて、小物や日用雑貨に用いられたりしています。植物は天然素材故のやさしさがあり、静電気を起こさないので、肌に直接触れるアンダーウェアーや春夏の衣類などに多く使われています。ただ、保温機能は動物繊維と比べて少々劣ります。

  動物繊維とは、虫を含めて動物全般から得られる繊維で、多くはタンパク質が主な原料です。燃やすと焦げ臭い匂いが強く、動物性蛋白質(動物の死骸)を食す虫による食害を受けやすいのです。しかし弾力性に富み、保温性に優れ、加えて難燃性があるので、古くから防寒衣類やインテリア用品などに使われて来ました。

  1885年のレーション実用化以来、次々へと新しい化学繊維が生まれて来ました。化学的プロセスで作られた人工繊維の事を化学繊維と言います。化学繊維を種類別に見ると、ポリエステルやナイロン等の合成繊維、アセテートやプロミックス等の半合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維とガラス繊維や炭素繊維などの無機繊維に分かれています。それぞれの用途や特性は、機会があれば、別途記事にして投稿したいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿